2004年01月21日

「風車」-第一七号(一九七九年九月)

「風車」-第一七号(一九七九年九月)

 大新聞紙上で、「実はTMIでは避難の必要はなかった」などという悪質なキャンペーンがなされている折から、やや旧聞に属するが、事故直後のNRCの秘密会議における委員や役人たちの混乱・腐敗ぶりの一端を紹介しよう。

〈ヨウ素の障害を防ぐためヨウ化カリを飲ませることについて〉●B委員=甲状腺に厄介なことはないか●K1スタッフ=神経異常になるって説には、その反対だって説もありますよ。●委員長=オーボーイ。俺はそいつが欲しかった。運転員は神経過敏になっちゃってるからな●K2委員=そいつはいいぞ。

〈四月五日、ヘンドリー委員長は、オコニー原発を使ってTMIのための冷却実験をするという驚くべき計画を明かす〉●B委員=もし、オコニーもTMIと同じ状態にもっていくなんてことを、誰か不注意で口にしたら……(満場哄笑)●委員長=そんなこと言ったら大変だぞ!

 〈報道に関して〉●委員長=ホワイトハウスが記者近づけるなっていってきた●K2委員=それが賢明だよ……ブン屋って奴は何てタフなんだ。あいつらは飲んだくれさ。

 B=ブラドフォード、K2=ケネディ、委員長=ヘンドリー、K1=ケネッケ(NRC職員)。(高木)

Posted by 編集部 at 2004年01月21日 17:14