「風車」-第五一号(一九八二年七月)
今年の沸騰水型原発の定検予定がべらぼうに長い。福島第一の六基はどれも四ヶ月以上だし、1~3号炉は六ヶ月以上と見込まれている。浜岡1、島根1、東海第二も長い。予定がこんなだから、実際はもっと長びくかもしれない。
福島第一1号炉をみると、昨年四月から今年一月までほぼ九ヶ月の定検を行なった。その後八ヶ月動かして、再び六ヶ月の定検に入る予定が組まれているというのだから驚く。同2~3号炉についても似たような状況だ。
東電はいくつかの理由をあげているが、最大の問題は給水スパージャーの取替えだろう。炉内作業となるため、またまた下請労働者の被曝が増大するのは目に見えている。
それにしても、福島1号炉など、短期運転→長期定検の繰返し、まったく政治的に稼働させているに過ぎない。新設の大型原発が次々と運開入りするため、平均の稼働率が六〇パーセント台となり、目立たないだけだ。数字のインチキはいい加減にしてほしい。(高木)
Posted by 編集部 at 2004年01月21日 17:28