「風車」-第八二号(一九八五年一月)
謹賀新年。早くもわが「風車」七回目の正月を迎える。「85年危機」などと久しく言われて来た年だ。果して波乱を呼ぶか。容易ならぬ年であることは間違いなさそうだ。
早々から縁起でもない話だが、年頭にあえて話題にしたいことがある。他でもない、新聞を賑わした社会党の原発政策の事だ。まず実際に聞こえて来たホットな声を。「さあたいへん、さっそく抗議を」「抗議ではなく、申入れを。社会党にはとことん頑張らせなきゃ」「もうあの党には投票しないぞ」「反原発の党をつくる時が、日本でも来てるんですよね」。
もう少しクールな反応も。「社会党でちゃんと議論するよいチャンスじゃないの」「ああいう政策は誰が立案するんでしょうね。地方でまじめに反原発をやっている私のような党員には、意見をいう場もないんですよ」「既存容認、新規反対だっていいですよ。ちゃんと新規を阻止してくれるなら。実行は容認の方だけになるんだから」。
どこでもこの話でもちきり。つまり「社会党への期待が予想外に大きいってことですね」。最後に産業界内の某氏の"個人的意見"「うちの方がいろいろたいへんと思っていたら、おたくの方もね。お互い苦しい時代ですねぇ」。(高木)
Posted by 編集部 at 2004年01月21日 17:50