2004年01月21日

「風車」-第一〇四号(一九八六年一一月)

「風車」-第一〇四号(一九八六年一一月)

 いまヨーロッパで日本の原発がどうみられているのか。たった三週間足らずの旅行だったが、一般の市民、運動家、新聞記者などから、たくさんの質問を受けたので何かの御参考に。

「日本に原発があるとは知らなかった。ヒロシマ、ナガサキはもう忘れられたのか」「非核三原則があっても原発をもてるのですか」「日本にも反原発運動があるの」。これらは、あまり日本のことを知らない人たちの質問だ。しかし、これらのいちいちがなんとぐさりとわが胸につきささることよ。

 次はもう少し日本のことに詳しい人たち。「えっ、日本もいよいよ第二再処理計画を強行?日本もやっぱり原爆をつくるのかい」(これは繰返しなされた質問)。「社会党の委員長にドイが就任して、反原発方針のぐらつきも収まるとみてよいだろうか」「ソウヒョウはいったいどうなっちゃったの」。このあたりになると返答に苦労する。

 次にはたいへん日本に関心をもっている人の言葉。「チェルノブイリのすぐ後に総選挙があって、原発問題がいっさい争点にならないっていうのは、どういうことなの。反原発運動は選挙の時、何をしていたの。どうもあんたの説明ははっきりしないよ。もうちょっと納得いくように説明してよ」。どなたかうまく彼に説明してやってくれる人はいませんか。英語でよいのだけど。(高木)

Posted by 編集部 at 2004年01月21日 17:59