2004年01月22日

「風車」-第一九三号(一九九四年四月)

「風車」-第一九三号(一九九四年四月)

 前号の執筆者は、1面から4面まですべて、男性で占められていた。最近では、これは珍しい。

 本紙を創刊した一九七八年当時は、男性ばかりの紙面を避けるには、意識して女性に原稿を依頼しなくてはならなかった。それが、チェルノブイリ原発の事故の後では、ことさらにそうしなくとも自然と、女性の手になる記事が増えてきている。編集部の構成も、男性二人から男女各一人へと変わった。

 ところが、この四月から、渡辺美紀子さんが編集部を離れざるをえなくなった。残るは男性一名のみ。苦しい台所事情から、二人に戻るのは、当分の間、難しそうだ。紙面にまた変化が出るのは、避けられないだろう。

 本紙の編集は、常勤の編集部と、毎号交代で加わる各地の方々(本号では柏崎)とによって行なわれている。常勤が一人となれば、いろいろと偏りが大きくなりそうだ。そこはぜひ、読者の皆さんに助けていただきたい。ユニークな運動のご報告、ご提案などをお寄せ下さいと、改めてお願いします。

 渡辺さんは、原子力資料情報室のスタッフとしてはいままで通り身近な存在だ。今秋にベラルーシで開催が計画されている、チェルノブイリ事故の影響に関する国際シンポジウムでは、事務局を担当する。渡辺さんのいっそうの活躍を期待し、これからも本紙の紙面に登場してもらいたいと思う。(西尾)

Posted by 編集部 at 2004年01月22日 00:55